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Pico-Falcon

狭いスペースを縦横無尽に飛行
超小型無線ヘリ「ピコファルコン」

撮影・文/JQR編集部

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機体の角度や速度を検知する高性能ジャイロセンサーと、2枚のプロペラが相互に逆回転する二重反転機構により、安定した飛行が楽しめる。

機体の角度や速度を検知する高性能ジャイロセンサーと、2枚のプロペラが相互に逆回転する二重反転機構により、安定した飛行が楽しめる。

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大人も思わず夢中になる全長約59mm、重さ9gの世界最小トイヘリコプター

指の先にちょこんと乗るほどのヘリコプター。小さな模型と思ったが、ブーンと飛び立つので驚いた。付属のコントローラーを上手に操作すれば、上昇や下降はもちろん、左右の回転や旋回、前進、後進と、思いのままに操縦できる。本物の臨場感が、スケールダウンして楽しめるのが面白い。このヘリコプターの名は「ピコファルコン」。全長58.5mm、機体重量9g。玩具メーカー、シー・シー・ピーが発売した超小型の無線操縦ヘリコプターだ。世界最小のトイヘリコプターとして、ギネスに登録されている。
 本体とコントローラーは赤外線によって接続され、操作可能距離は屋内で約5m。コントローラー等を含めた1セットが5480円という価格もうれしい。
 この超小型ヘリの開発のきっかけになったのは、同社が初めて2006年に室内向けの小型無線ヘリを出した際、粗悪な模倣品が海外で大量に生産されたことだったという。模倣品は壊れやすく、“おもちゃのヘリコプターはすぐに壊れる”というイメージがついてしまったのだ。
「悔しかったですね。そのイメージを払拭すべく、より丈夫で小さなラジコンヘリを作ろうと、開発チームは知恵を絞りました。そうして、『ピコファルコン』の前身となる、全長81mmの『ナノファルコン』を2013年に投入しました」(プロモーション広報チームの早崎希代子氏)
 3万台売れればヒットと言われる中で、この「ナノファルコン」は発売から9ヵ月で約15万台を売り上げた。さらにそれより30%サイズダウンしたのが「ピコファルコン」である。軽量化のために電子基盤などの部品を小さくし、数も減らした。
「プロペラや機体の脚などは柔らかい素材を採用したのですが、軽量化だけでなく衝突時の衝撃を吸収する役割も果たすので、壊れにくさにもつながりました」(企画開発担当の松田正吾氏)

カラーは写真の3色。本体には電池が内蔵されていて、コントローラーに装備された充電器で充電する。約30分の充電で約4分の連続飛行が可能。

カラーは写真の3色。本体には電池が内蔵されていて、コントローラーに装備された充電器で充電する。約30分の充電で約4分の連続飛行が可能。

遊び心をくすぐる工夫

本体、コントローラー、電池交換時などに使うドライバー付属の「ピコボックス」。約11×10cmでコンパクトに片付けることができ、持ち運びも便利。 ※乾電池は別売り

本体、コントローラー、電池交換時などに使うドライバー付属の「ピコボックス」。約11×10cmでコンパクトに片付けることができ、持ち運びも便利。
※乾電池は別売り

本体、コントローラー、電池交換時などに使うドライバー付属の「ピコボックス」。約11×10cmでコンパクトに片付けることができ、持ち運びも便利。
※乾電池は別売り[/caption] 「ピコファルコン」は小ささや壊れにくさだけでなく、楽しさにもこだわっている。たとえば専用のキャリングケース「ピコボックス」はフタを開けると、そこに本体、コントローラー、電池、ドライバーと必要なものがコンパクトにまとめられているが、フタをしめるとヘリポートに早変わりする。また、本体の前部下には白色LEDを搭載しており、飛行中、点灯消灯ができ、まるで本物のヘリコプターのようだ。さらには3機同時に飛ばせ、編隊を組むことも可能だ。
 小さくて、しかも本格的な飛行が楽しめる「ピコファルコン」。手軽に楽しめ、子どもはもちろん大人をも夢中にさせる魅力がつまっている。

●お問い合わせ先 株式会社シー・シー・ピー
http://www.ccp-jp.com 
☎03・3527・8866(9:30~12:00 13:00~17:00/土・日・祝はのぞく)

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