名医が語る長寿の時代 [第2回]東邦大学医療センター 泌尿器科学講座/リプロダクションセンター長 永尾光一教授

Decrease Font Size Increase Font Size Text Size Print This Page

 

 

不妊原因の約5割は
男性にあり

出生率が減って少子化が進んでいる。不妊の原因は男性にも等しくあるが、何より女性に原因があるとのイメージが強いため、対応が手遅れになることも多い。
男性不妊治療の第一人者である、東邦大学泌尿器科学講座の永尾光一教授に、男性不妊の実際をお聞きした。

 WHO(世界保健機構)が1996年に行った不妊カップルの調査によると、男性に原因がある割合は24%、男女ともにが24%、女性が41%という。不妊の原因の5割弱は男性にあるようだ。男性が原因となる不妊は増えているのだろうか?

「男性不妊が増えているか否かの調査はありませんが、結婚する女性の年齢が上がっているため、妊娠しにくくなっているのは確かです。一定量以上の精子と健康な卵子があって、定期的にセックスがあれば、自然と妊娠します。以前は精子が若干少なくても、卵子が若く元気だったため妊娠できたのですが」

 夫婦ともに、以前に比べ妊娠しづらくなっていると永尾先生。では、男性不妊=精子に悪い影響を及ぼすのは何なのか? パソコンや携帯電話など、デジタル機器の影響も気になるところだ。ちなみに成人男性の精液量の正常値は1.5cc。総運動精子数は1㎖中に1560万以上という。

この記事の感想
  • つまらなかった (1)
  • とてもおもしろく役に立った (0)
  • 役に立った (0)
  • おもしろかった (0)

Pages: 1 2 3 4 5 6