日本品質で暖かく過ごしましょ♥

[特集]コート一枚の情熱

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あなたは信頼に足るコートをお持ちだろうか?
寒さから身を守り、長年着ても色褪せず、風雨を凌ぐ優れた一枚が欲しいもの。
この冬、織り、編みから染色・整理加工、縫製までを
国内のメーカーが担ったコートが登場した。
いずれもエレガントで暖かく、各パーツまで隙のない仕上がり。
これぞまさに日本製。お買い得を言うまでもありません。

構成/JQR編集部 撮影/塩川真悟、内藤サトル、熱海俊一、河野 望

きめ細かく暖かな「レインウール」。水を弾く、新しい商品だ。

きめ細かく暖かな「レインウール」。水を弾く、新しい商品だ。

戦後、アメリカに輸出された日本製品は粗悪品の代名詞だった。著名人のエッセイを読むと、子どもの頃、クリスマスにプレゼントをもらって喜んだがmade in Japanと知ってひどくがっかりした、などの記述に度々出会う。だが、日本の製造業は粘り強く技術力を高め、やがてmade in Japanは世界の信頼を勝ち取った。そして1980年代、日本はバブルと呼ばれる絶頂期を迎えたが、頂点に達した瞬間、糸が切れた凧のようにふらふらとさまよい、落ちていった。大手製造企業は次々と海外に生産ラインを移し、アパレル業界も国内の多くの工場を閉鎖した。失われた20年が25年となり、30年へと歩むのだろうか? そんな閉塞感が漂う中、独自の技術開発を進め、高品質の製品を世に送り出している国内の製造業も多いと聞く。今回はコートをテーマに製作に携わるメーカーの現場を訪ねた。手間を惜しまず、あくまで品質を追求する人々。作り出すコートの完成度は驚くほど高く、着る人の体を、そして心を暖かく包むに違いない。

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