スタートした新たな認証制度「J∞QUALITY」

純日本製で巻き返しを図れ!

1980年代、日本で販売される服の50%は国産だった。
それが現在では3.2%にまで落ち込んでしまった。
失われた日本アパレルの20年。シェアを取り戻すべく、2015年から新しい認証制度「J∞QUALITY」が動き出した。
J∞QUALITY運営事務局の宮原孝仁氏に狙いを聞いた。

文/JQR編集部 撮影/河野望

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J∞QUALITY認証商品にはすべてこのタグがつく。

J∞QUALITY認証商品にはすべてこのタグがつく。

 様々な分野で日本の技術は世界的に評価されていますが、アパレルも同様です。特にテキスタイルは、有名メゾンがわざわざ買い付けに来るほどのできばえ。その一方で、海外に進出した日本のアパレルメーカーはことごとく苦戦しています。この問題を3年前に日本アパレル・ファッション産業協会で協議し、これからは日本製品であることをしっかり前面に打ち出そうということになりました。そして生まれたのが日本製であり、同時に品質を保証する認証制度「J∞QUALITY」です。「made in Japan」は最終工程(縫製)が日本であれば表示できますが、「J∞QUALITY」は、織り編み、染色・整理加工、縫製までの3工程すべてを日本国内で行ったことを証明するものです。
 「J∞QUALITY」の認証はふたつあります。ひとつは企業認証で、申請を受け付けた企業を審査します。労働基準法や労働安全衛生法の法令を守っているか、環境保全に努めているかなどを確認し、疑問点があったら現地に出向いて監査を行います。
 もうひとつが商品認証です。「最終商品認証部」が、サンプルを取り寄せ、素材・縫製・設計・デザイン・完成度等を審査します。精緻さが感じられなければ、もちろん認証しません。この厳しい審査を通じて、純粋の日本製であるという基準が保たれます。
 この秋から店頭に並ぶ、「J∞QUALITY」認証商品。まずは消費者の皆さまに手にとって頂き、その品質を感じて頂きたいですね。(談)

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J∞QUALITY運営事務局、事務局長代理
宮原孝仁氏

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