志ら乃劇場

何となく女子の入門

何となく女子の入門

志らく一門に女の子が入門した。立川流全体では二人目。先に言っておくが、「女の子」と言っても年は私の一つ下。当人に年齢のことを聞いたら 「今年の8月7日で38です! 花の日です!」 と、満面の笑み付きの返事が返って来たので...…

餅の決意

餅の決意

世の中には様々な言葉がある。その中で最近引っ掛かっているのが「もちもち感」という言葉だ。この「もちもち感」もしくは「もちもち」という言葉は、その対象にプラス査定として使われる。初めて口にしたお菓子に「あれ?これもちもちし...…

師匠を喜ばせるネタとは!?

師匠を喜ばせるネタとは!?

真打ち昇進のパーティーを開いた。場所は東京會舘。初めてここのカレーを食べた時「これがうまいカレーだ」と心底思ったことをよく覚えている。東京會舘は多くの先輩たちもパーティーなどで使用した場所でもあり、また次に真打ち昇進をさ...…

最初で最後の真打ち昇進

最初で最後の真打ち昇進

平成24年12月1日付けで「真打ち」に昇進する。平成10年3月10日入門なので、15年目での真打ち昇進だ。落語界で考えればかなり妥当な年月である。落語家になりたい場合、基本的には自分で入門先である「師匠」を選ぶ。中には知...…

追われて逃げ込む茨の道!?

追われて逃げ込む茨の道!?

年内出版予定の二冊の本の執筆に追われている。「追われるというのがどういうことなのか」が骨身に沁みるほど追われている。気晴らしにちょっとコミケで頒布する新刊を作ろうと脇道に逸れたら、すぐに二冊の同人誌が出来上がったくらいの...…

スベリ方自慢

スベリ方自慢

  失敗をしない人間はいない。そして内容にもよるが、自分が過去にやらかした失敗と同様の失敗を他の人間がやらかすと、優越感なのか何なのかその正体はよくわからないが、ちょっとした嬉しさが込み上げてくることがある。しかも目の前...…

落語は他人に教えて進化する

落語は他人に教えて進化する

「女子落語」というタイトルのイベントを青山円形劇場で行った。出演は私立川志ら乃とアイドルグループ℃-ute(キュート)から矢島舞美さん、鈴木愛理さん、岡井千聖さんという面子。当初の予定では“落語の稽古風景をエンターテイン...…

二兎を追った落語家は。

二兎を追った落語家は。

私が入門した15年前のその日、師匠志らくから「なんでもいいから何かのオーソリティになれ」「落語だけやっていても絶対に売れない」と言われたことをよく覚えている。 この二つの言葉は危険を含んでいる。どういうことかと言うと「落...…

落語家の日常を

落語家の日常を

このコラムを書くにあたってテーマは「落語家の日常を」というお願いであった。 しかし私の所属する立川流の志らく一門というところはいわゆる「落語家像」とは大きく違う落語家の集まりであると言っていいだろう。毎日師匠のお宅へ行き...…