灯台もと暗し

千秋育子の「一語一絵」 Vol.2

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先日、数年ぶりに訪れたバリ島。以前、ガルーダ・インドネシア航空のポスターやキャンペーンロゴを描いていたこともあり、スパを始めとする様々な取材を体験した。

ガムランという民族音楽や舞踊、バティックという布の蝋けつや、神様へのお供物の作り方を習い、象の身体を洗うお風呂に象に乗ったまま入ったりもした(ウンチが浮いていてかなり汚い)。

珍しい経験としては、バリアンという地元の人しか行かない、占い師巡りをしたこともある。

私が初めて海に潜ったのもバリ島だ。最近になって日本でも体験できるようになったスヌーバダイビングで、海面に浮かべたゴムボートにエアタンクが置かれていて、そこからホースを通して空気が送られてくるという、タンクを背負わずにできるダイビングだった。

その後、ダイビングには縁がなく過ごしてきたが、沖縄の与那国島の海底遺跡を見てみたく、ちょっとそわそわしている。

舞台やアーチ門、階段など、人工のものとされる景色が海底にあるなんて、実に神秘的。これが古代文明だとするならば、1万年以上前の古代遺跡になるらしく、ムー大陸がここにあったとしてもおかしくないそうだ。なんともミステリアス~。

子供の頃に唐津で泳ぎを覚えた、映画「グランブルー」で有名なジャック・マイヨールは、晩年に与那国島へ来て、幾度となく海底遺跡を見に潜っていたらしい。

海外で潜ってた日本人が最後に沖縄へ行き、ここが一番きれいだったと感激する笑い話はよく耳にするが、与那国島の透明度も、条件が重なれば(海外有名スポットと同じく)最高クラスの50mオーバーだ。

海の美しさと海のマチュピチュと両方見られて、壮大な過去を想像できる日本の新しい自慢スポットに、私も潜ろうと思っている。

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